ジョーン・オブ・アークに続きまして2016年の第2弾リリースは、カナダはトロントよりマーカー・スターリング(Marker Starling)の日本独自仕様2枚組『ロージー・メイズ+アイム・ウィリング』!!!
…と勢いづいてみましたが、「マーカー・スターリング? 誰?」という声が聞こえてきそうな…。
まずはこちらをご覧下さい!
ジョン・カサヴェテス監督の傑作『ハズバンズ』を彷彿させるクリップの冒頭から素敵な後頭部を印象づけるファニーな佇まいのこの中年男こそマーカー・スターリングことクリス・A・カミングスその人。
ちなみに現在は髭を蓄えてこのようなルックスに。性格俳優度さらにアップ。

「でもこのロバート・ワイアットっぽい声なんか聴き馴染みがあるな」と思われた方正解。このクリス、かつてはマントラー(Mantler)名義で2000年代には独tomlabから3枚の秀作を発表。2011年にはここ日本でもWindbellより素晴らしい編集盤がリリースされ話題を集めたことも。そんなクリスですが2010年代に入り、とある事情からアーティスト名をマーカー・スターリングに改名。
そして、昨2015年春にマントラーの最終作から数えて5年振りとなるアルバム『ロージー・メイズ』でめでたく再デビュー。ニューソウル、ソフト・ロック、AOR、スティーリー・ダン、ワイアット、ブラジリアン・メロウ、ジム・オルーク、シュギー・オーティス、モッキーやゴンザレスら同胞カナダ勢らに通じるようでいながらも特定のジャンルに収まりきらないその個性は健在のまま、全面的に生ドラム、管&弦楽器をフィーチャーしオーガニック度もアップのまさにモダン・クラシックな逸品。
ちなみにトロントの名士、クリスはI Am Robot And Proud周辺とも交流もあり、先日来日したI Am Robot And Proudバンドのドラム、ロビンはマントラー時代のライヴ・メンバーだったり、ロボットバンドの一員として来日経験もあるジェレミー・ストラカンが『ロージー・メイズ』にも全面参加してます。
名曲揃いの『ロージー・メイズ』ですがその中にあってもとびきりなこちらを。
さらに、間髪入れず早くも新作『アイム・ウィリング』をUKで今春リリース予定。こちらはマントラー時代を通じてキャリア史上初となるカバー・アルバム。カエターノ・ヴェローゾ、イヴァン・リンス(サラ・ヴォーン)、ジョン・ルシアン、ボビー・コール、ジョン・ケイル、スティーヴ・キューン、ザ・モーメンツ、ロイ・エアーズ、ダグ・ハモンド(チャールズ・ミンガス)、クラシックス・フォー…まるでフリーソウルな選曲ですが、クリスの声&ピアノ、そしてマントラー作品でお馴染みのリズムボックスで料理されると紛うこと無くスムース&メロウなマーカー・スターリング印に。
名演揃いの『アイム・ウィリング』ですが、知る人ぞ知る名ジャズ・シンガー&ソングライター、ボビー・コールのナンバーをステレオラブのレティシアをコーラスにフィーチャーしてアレンジしたこちらを。
ときにクラシックな名曲のカバーと錯覚を覚える程の風格を感じさせるオリジナル曲集である『ロージー・メイズ』、その逆もまた真なりということを示してみせた俺節なカバー集『アイム・ウィリング』、合わせ鏡のようなこの2枚のアルバムを7e.p.では日本独自仕様の2枚組としてリリースします! まさにクリス・A・カミングスというアーティストの希有な資質を堪能するのにこれ以上はないパッケージではないかと。
NEW RELEASE

Marker Starling “Rosy Maze + I’m Willing”
epcd088/9 2016/3/11発売 (通販発送3/8より)
日本のみアルバム2枚組仕様
CD2枚組全23曲 税抜/7e.p.Online価格2,500円(税込2,700円)
iTunes アルバム『ロージー・メイズ』『アイム・ウィリング』各1,500円 トラック150円
解説:清水祐也
歌詞・対訳付
7e.p.Online Store特典:未発表トラック6曲ダウンロードコード
特典配布店 タワーレコード各店(取り扱い店舗要確認)、ディスク・ユニオン各店(取り扱い店舗要確認)、LFR(東京)、ポポタム(東京)、古書往来座(東京)、HOPKEN(大阪)、ON READING(名古屋)、FILE-UNDER(名古屋)、Planets(諏訪)、give me little more(松本)、サウダーヂな夜(岡山)、喫茶ホルン(仙台)、火星の庭(仙台)、TOONICE(高松)、MINOU BOOKS & CAFE(うきは)
more info→http://www.7ep.net/item/epcd088_9/
Rosy Maze
1. Flower of Laughter
2. I Guarantee You A Good Time
3. Rosy Aedicule (Interlude 1)
4. Hue and Cry
5. Heed The Call
6. Bright As Day
7. Only Speak Your Name
8. Husbands
9. Painful Spring
10. Eyelet
11. Jealousy Edit (Interlude 2)
12. Searching for A Song
13. Uphill Battle
I’m Willing
1. Stormy (J.R. Cobb, B. Buie)
2. Perfect Day feat. Laetitia Sadier (B. Cole)
3. I’m Willing (T. Keith)
4. For Real (R. Flowers)
5. Amsterdam (J. Cale)
6. Lost in the Paradise feat. Nina Savary (C. Veloso)
7. The Meaning of Love (S. Kuhn)
8. Would You Believe in Me (J. Lucien)
9. Moves (D. Hammond)
10. The Smiling Hour (Abre Alas) (I. Lins, V. Martins, L. Oliveira)
『ロージー・メイズ』『アイム・ウィリング』ともにUKでのリリースは、クリスとはtomlab時代の同僚のニコラス・ケルゴヴィッチの諸作も手掛ける注目のレーベル、ティン・エンジェルより。昨秋にはニコラス・ケルゴヴィッチ、デラドゥーリアン、カール・ブラウ、LAKEなど7e.p.でもお馴染みの連中によるジャネット・ジャクソントリビュート・アルバムもリリースしてますが、こちらにも勿論マーカー・スターリングは参加しています。
7e.p.Online Storeでは、カバー、別ヴァージョン、ライヴなど全て未発表の6曲収録のダウンロードコードの特典付き。これがまたどのテイクもクオリティ保証。この辺りのアベレージの高さニコラス・ケルゴヴィッチやLAKEとも共通する感じです。
そしてそして!4月にはマントラー時代を通じて初の日本ツアーも予定してます。詳細は近日発表!
